名刺にUSCPAと記載することで、相手に信用を与えることができます。


第119回 USCPA CMレポート

実施日: 2015年8月8日(土)

大学卒業後、日系企業に就職。管理会計を担当する部署へ配属になり、連結ベースでの予算およびフォーキャストの取り纏め、経営層向けの定量・定性情報のレポーティング業務に従事。

よりグローバルな業務経験を積むために必要となる専門性と英語力を磨くために、USCPAの受験を決意。

1年3カ月の学習期間を経て合格。

その後、希望していた連結経理への異動が叶い、北米地区子会社担当としてIFRS導入支援、連結決算をUSCPAで得た知識と英語をフル活用して仕事をされています。

  • USCPAゲスト
  • 参加者
  • 司会

 

 

Q&A

子会社はどのくらいあるのですか?

海外合わせて、60社くらいですね。

システム周りというのはどういったものを使ってますか?

現在は各子会社のERPは統一されていないですね。現地で設立された時に入れたものをそれぞれ使っている状態です。将来的にはSAPを入れようという話もあります。

子会社でそれぞれ決算をして、連結パッケージという子会社から数字を吸い上げるようなエクセルの定型フォーマットがあって、それを国内・海外、日本語、英語、中国語でそれぞれ作って送り、それを回収したあと、連結会計のディーバというシステムを使用しているので、そこに数字を全て入れて、連結決算の修正仕訳、調整などを入れて、決算作業をしている状況です。今はエクセルを使った仕事が非常に多いです。

会計基準は?

日本基準ですね。

海外の会社というのはUSGAAPで処理をしているのですか?

米国子会社はそうですね。あとの海外子会社はIFRSです。

それをJGAAPで組み換えている作業って誰がどこでどういった調整をしているのですか?

日本の連結決算の基準の中で、日本基準、USGAAP、IFRSの3つの基準で作られた財務諸表というのは一部の修正を除いてそのまま連結して良いという規定があるんですね。

アメリカの子会社であれば、USGAAPで作っていればそのまま取り込んで、その他のマレーシアとかタイなどはIFRSに調整をして、日本に送ってきてもらいます。向こうで組み換えてもらっているんですね。その組換え仕訳は現地の方でやってもらうか、担当者が出来なければ、現地の監査法人と協力をしながら仕訳を入れて、日本に送ってくるという状態です。

日本基準、IFRS、USGAAPでそれぞれ個別会社の決算は出来て、一部、ここだけは日本基準に合わせないといけない部分があって、例えばのれんを償却するとかですね、それは修正がマストになっているんです。IFRSってのれんは償却しないですし、USGAAPも基本的には同様ですよね。なので、そうした部分は連結経理で調整の仕訳を入れています。

子会社で連結パッケージを作ってもらって回収をして、こちらで中身を検証して色々と質問事項とか間違いの指摘などをメールで随時やりとりをして、修正してもらうなり、どうして変化が発生しているのかを聞き、子会社の数字を固めて、システムに取り込むという流れです。
連結決算をかなり掻い摘んで話をしましたが、どうですかね?

もう少し細かい話を伺えるとイメージが付くかなと思うのですが。

そうですよね(笑)

単体で決算をするというところは、今まさに皆さんが勉強をしている内容の中心だと思います。USCPAの学習の中だと連結決算のパートは少ないと思うのですが、主な流れとして、それぞれの子会社で決算を固めて単純合算させるのですが、その時にグループ内の取引がダブってしまいます。

連結決算はグループを一社として数字を作って開示をするので、数字がダブっていると一社としての内容ではなくなってしまうので、それを減らすような作業をします。ダブった数字というのは売上、原価、売掛金、買掛金などを消去するというのはわかりやすい話で、在庫に載っている未実現の利益を消去するという作業もあります。

例えば、日本の会社が海外の会社に製品を売って、そして、日本の会社で利益が出ているけども、海外の会社はその在庫を持っているという時に、その在庫にのっている利益はグループで見たら、その分は実現していないという話になって、それを取り消す仕訳というのを連結決算で入れたりしています。

あとは子会社株式、資本連結の部分で株式と資産負債の消去だとかダブっているものをどんどん削っていって、グループを一社としてまとまったPL・BSが出来上がってくる作業になります。子会社から連結パッケージを貰っている段階で数字をきちんと検証するというのが作業のボリュームとしては大きいですね。

その後の連結調整仕訳、売上・原価だとか債権・債務の消去というのは連結会計システムの方で自動的に仕訳が走るようになっているので、ロジックを理解した上で異常値が出ていれば修正できる知識が必要なのですが、手で入力する仕訳というのはあまり無いですね。自動的に出てきます。

私も連結担当でして、どういった部分を調整されいるのかなと伺いたいのですが、私は貸付・借入れをメインにやっていまして、それ以外の部分は金額的に重要性が乏しいので、そういった部分は帳尻があうように調整をしていくのですが。。

期ずれの調整は、今、おっしゃっていたのと同じで、グループ間の貸付・借入で金額が重要なものについては、きっちり修正仕訳は入れています。ただ、一般的な商品売買に関わるものでは、そんなに重要なものは無いので、そちらの方で修正はあまり入れていないですかね。

だいたいこんな感じで連結決算をルーティンとして四半期に一度やっているのですが、個人的に連結決算以外の子会社サポートのほうが私は好きで、直接現地の経理担当者と電話をしたりしますし、去年は2回、アメリカへ出張に行って、現地で経理担当者を集めて、一緒に監査法人へ行って、決算のスケジュールを調整したり、その時には税金計算を現地の税務の専門家を含め、10名くらいで一緒にミーティングをやったりとかします。

英語でやるのでハードなのですが、それは面白いですね。

グアムでInactiveライセンスを取得されたということですが、Inactiveで良かった点、悪かった点はありますか?

良かった点は継続教育が無くて、コストが安いですね。毎年、更新をしていますが、年にだいたい1万円程度を払うとグアムから今年のライセンスが送られてきます。

ご存知かもしれませんが、CPA VerifyというUSCPAのホルダーを検索できるサイトがあって、州と名前を入れると検索が出来るんですよね。「CPA持ってますよ」という話をされた時に、これを知っている方であれば、サイトで調べて、ちゃんと名前が出てくるか、虚偽かどうか調べることが出来るんです。

一応、Inactiveとは言え、ライセンスはライセンスで、私も名刺に書いています。ただ悪かった点としては、名刺に書けるけども、「Inactive」と出てしまうというところですね。人それぞれの気持ちの持ちようという部分なのかなと私は思って、コスト的な側面からグアムの方が良いなと思い、Inactiveで申請をしました。

名刺に書いてあるので、監査法人の方と面会する時にも名刺を渡すと向こうも驚くというか、まともに話せる相手なんだなという事をわかってもらえますし、こちらとしても自信を持って対等に話せるというのがあるので、ライセンスを取って良かったなと思っています。

アメリカで現地の取りまとめをやっているような経理担当者もUSCPAを持っています。やっぱり、アメリカで経理関係の仕事をしていて、それなりの役職の人たちというのは、持っているようですね。

実務でわからなくなって時というのは何を見ていらっしゃいますか?

USGAAPの話ですと、USCPA試験のリサーチで使っていたようなデータベースは私も使っていますね。

それとASCが日本語訳された書籍が売っているんですね。主だった条文のみですが、それを見ながら確認しつつ、より細かいところはデータベースで見て、現地の経理担当者と「こういう基準があって、こっちとしてはこう思うんだけど、そちらはどうなの?」という感じで進めています。ただ本当に細かい話になるとこちらも現地もわからないので、監査法人や税務の専門家などに確認するなりして欲しいという話をします。

それと昨年、出張した際に監査法方々や税務の専門家と直接、名刺交換をして、関係があるので、たまに急ぎの用事だと私から直接メールをして、論点を確認したりしています。

データベースって何のことですか?

USCPAの試験でTBS問題の中にリサーチ問題というのがあって、条文を確認して、それに沿って回答をするという問題で使うデータベースなのですが、それってUSCPAの人が引用するようなデータベースなので、実務でもそれが使えるんですね。

ちょっと話が変わりますが、事業部門が中心的に海外投資案件というのは進めるのですが、それのサポートとして、意見をしたりということはやっていて、新しい国に子会社をつくろうとした時にどういう出資方法が良いのかとか、どういう通貨で送って、どういうことが発生するのか、と言う事を私が現地の経理担当と英語でやりとりをしながら情報を収集して、事業部門の人と共有して、一緒にこう進めていきましょうかというような事も子会社の経理体制支援サポートの仕事の中でやっています。

結構、日本人の駐在員の方ですと英語は出来るけども、会計用語がわからないという方もいますし、逆に現地担当者だと英語も会計もわかるけども日本人とうまくコミュニケーションが取れていないということがあって、私が中に入って、うまく情報を吸い上げ皆に共有をして、物事の道筋を付けて、背中を押して動かしていくといった仕事もしていますね。

業務の中でUSCPAを勉強して良かったなと感じることはありますか?

私はUSCPAから入ったので、連結経理になってから日本基準を勉強したのですが、簿記2級は持っていたものの、実際の連結決算で使う知識はもっと細かいので、簿記1級のテキストを買って勉強したり、同僚の話を聞いたりしながら日本基準の部分を学習して、連結決算の対応をやっています。

結構、連結経理をしていてAUDITを勉強して良かったなと思っていて、子会社の監査法人と子会社で監査契約を結ぶのですが、その中で例えば「連結パッケージをチェックしてください」だとか、「こういう作業をして下さい」だとか、昨年、話が出たのが、Agreed-Upon Proceduresという作業工程があるんですけども、こちらから「ココの部分を重点的にチェックをして欲しい」という話をしたら、「それはAgreed-Upon Proceduresになりますので、具体的な指示が無いと出来ません」とかですね。

そういう単語が出てきてもこちらとしては「あぁ、そうですか。」という話で、前提となる知識があるので、向こうの監査人とも問題なく会話をする事が出来るというのはありますし、AUDITレポートで書いてあることを理解できるので、具体的に何が問題とされているのかとか、それを踏まえて、改訂をしないといけない、直さないといけないというのを理解して監査法人と話せるので、それは凄く勉強しておいて良かったなと思いますね。

それとREGの税金の部分ですけども、一応、アメリカ担当なので、REGもそのまま使えていますね。あまり細かいところまでを親会社から話しをすることは無いんですけども、大まかな課税所得の計算の流れ等の基礎部分を確認したり、話ができるので、うまく活用ができています。

税金の部分とか、改正をされたりすることもありますが、REGに限らず、そうしたキャッチアップってどうやってされていますか?

税金の話で言うと、そうした改正されてキャッチアップをしなければならない情報ってかなり細かい話だと思うんですよね。例えば控除の金額が何ドルから何ドルになるとか、というレベルの話になると現地の経理担当者の方で主体的に会計事務所と連携して進めていってもらうことになりますね。会計基準の変更は監査法人が発表している要約された資料があるので、それを確認しながら対応しています。

USCPA学習で、細かい話と言うよりも大まかな流れを理解できた事が良かったなと思っています。
USCPAで経理担当者として必要な知識の土台は揃うんじゃないかなと思っていまして、勿論、実務でやっていくにはその分野の知識の深堀りは必要になると思うのですが、USCPAに合格出来るくらいの知識があれば、何でも対応は出来ると思います。その土台が出来上がったというのが良かったなと思っています。

英語を使う機会はどの程度ありますか?

メールは一日で3-4通くらい英語で送って、次の朝になると返信があるので、またそれに対して送って、という具合に時差があるので、一日にダイレクトに何通も送るということは無いんですが、その分、長いメールで、いくつか論点をメールに入れて、こちらの見解を出して、向こうの話を聞いて、という形で日常的に英語でメールはしています。

急ぎの案件があるときには、夜の9-10時位から電話をして、相談をして、物事を決めていきます。もう少し大きな話になると朝の7時半位から向こうの経理担当とか駐在員を集めて、電話会議をやっています。

議題の例としては、「今度の決算はこのスケジュールでちゃんとやれるよね、大丈夫だよね。」「何か問題があったら教えてね」という相談や話でして、このような電話会議を月に一度くらいやっています。

会社の中ではUSCPAホルダーは少ないのですか?

確か、社内に3-4人はいたと思います。その他、日本の会計士も4-5人います。

簿記の位置付けと言うのは基礎というか、あまり強みにはならないのでしょうか?

簿記も勿論、会計士とかUSCPAを持っていない方も簿記1級を持っている方は多くて、経理担当者として一連の実務を理解しているという証明という位置付けだと思いますね。私は簿記1級は取得していないのですが、USCPAがあるので、わざわざ日本の方で取りなおさなくて良いかなと思って受験していませんね。

日本の会計士の方とUSCPAの方ではアサインされる仕事がしっかりと分かれるものなのでしょうか?

私は連結決算をやっている部署で、プロジェクトごとというよりかは地域別に担当者が分かれているんですよ。もともと私の同僚のUSCPAを持っている先輩が米国地区を担当していたのですが、半年間ヨーロッパへ行くという事情があったので、私が米国地区担当になって、その先輩はヨーロッパ担当でやっています。

なので、USCPAだからとか日本の公認会計士だからというのは関係ないですし、そうした資格を持っていな人もいるので、それぞれシンガポール担当、インド担当、タイ担当という具合に担当を分けて、担当地域にある子会社とやりとりをするという感じです。

連結決算の作業自体も「あなたは資本連結の処理をして下さい」とか「内部取引消去の担当者です」とか、「税効果の担当者です」とかいう作業ごとに担当を分けています。連結決算作業の方はローテーションしています。

税務の担当者というのはいますか?

国内の税務を担当しているグループはありますが、全世界ベースの税務を担当しているグループというのは存在していないんです。連結経理チームの方で相談窓口をしている状態です。税務というと移転価格のコンサルとか聞いたことがあると思うんですが、私は仕事でその移転価格コンサルと関わる機会があって、APAってご存じですかね。

Advanced Pricing Arrangementっていう単語の略なのですが、例えば日本とアメリカでこの取引については、これくらいの営業利益利率が適正だよねというのを日米の税務当局間で予め合意し、合意をした対象期間について、予め決められた営業利益利率のレンジの中に入っていれば、特に税務調査等はしませんよという事前の取り決めなんですね。

で、移転価格コンサルの方々というのは、その合意前後のサポートの仕事をしてくれていて、今、うちでも日米のAPAをやっていて、報告書を毎年出すんですけども、その報告書を作る時に移転価格のコンサルの人と協力をしてやっています。日米にかかる話なので、アメリカ側の税理士法人とも話をしていくんですけど、基本的には日本側の税理士法人の移転価格コンサルの人とやりとりをします。たまにアメリカの税理士法人の人が出張に来て、一緒にこういう論点があるけど、大丈夫でしょうか、という相談をしたりします。

ニュースとか見ていると国税庁から指摘を受けたりするところがありますけども、どのあたりの見解でズレることが多いのでしょうか。

おそらく国税庁側が比較対象とするものによると思うんですよね。例えば、「あなたの会社は営業利益率が3%だけど、他の同様の会社は10%くらい出ていますよ」と。「この7%の差って何ですか?グループ企業にわざと利益を落としていんじゃないですか。」というロジックで指摘を受けるわけですね。

資格を取得後に転職は考えたりしなかったのですか。

そうですね、全く考えていないです。将来的には現在の会社で海外の子会社のマネージメントに就ければ良いなと思っています。ですので、今後は財務経理だけではなくて、他に経営企画だとか、事業会社の管理部門だとか、海外駐在とかの経験を積んで、ジェネラリスト的なキャリアを歩んでいきたいと考えています。

中には、USCPAを取得して、監査法人とか移転価格コンサルとかへ転職される方もいると思うのですが、私個人としては、現在の業務で、そういう方々と日常的に関わりがあって、刺激的で幅広い業務機会があるので、充実した日々を送っています。

財務的な仕事をすることはあるのですか?

私が去年やった仕事で、子会社の経営会議用の資料で使う、未来のキャッシュフローの算出はありましたね。売掛金・買掛金を調べて、PLの数字の計画を出し、BSの増減を加味して、1年後のキャッシュフローを作って、お金がこれだけ足りなくなりそうだから、これだけ必要ですよ、という資料を作りました。USCPAで全体観がわかっていたので、出来たようなところはありますね。

USCPA合格後に関して、やはりライセンス取得はしたほうが良いと思われますか?

個人的には取得したほうが良いと思いますね。

理由は、外部の方と関わる機会って多いので、会計士とか、税理士とかとやりとりをする中で、名刺に記載されている事で、相手からすると、ある程度の知識をカバーしているというか、わかっているんだなというところで、すんなりと話に入らせてもらえるという事もあります。

ただ、社内的には関係ないですね。合格をすることが、知識があるという証明になりますし、ライセンスがあるか否かというのは、違いが分かる人もそれほどいないので。やはり外部的に記載がされていることで一人前とみなしてもらえるというところが良いところかなと思います。

今いる部署の規模はどのくらいいるんですか?

30名位ですね。このうち連結経理で10人弱です。他には、税務をはじめとして4つのグループがあります。人数比からしても、連結の比重は大きいですよね。

決算期以外は、海外での研修、会計システム導入フォロー、内部監査の同行等、様々な財務経理案件で海外に出張に行っていますね。時期によっては、常に誰かしら出張に行っていて、決算期にならないとグループ全員が集まらないなんて事もありましたね。やはり会計と英語が分かる人が社内でも少ないので、引っ張りだこになりやすいのかなと思います。会計の専門知識があって、英語で現地の経理担当者とコミュニケーションも出来るというところで、海外現地の駐在員達に頼りにされやすいとも感じています。

就業環境としては、日系企業ではあるんですけども、わりとフレキシブルに仕事をさせてもらっていて、朝、電話会議してフレックスで早めに帰る事も出来ますし、連続して休みをとる事もできます。

仕事内容、環境的にも充実しているので、個人的には、転職を考えている方がいたら、日系の事業会社の連結経理への転職を、凄くおススメできるかなと思っています。

USGAAPとIFRSと日本基準と3つで連結をやられているんですよね。

そうですね。ちなみに、分からない論点については、IFRSにしても日本基準にしても、USCPAで勉強してきた前提知識で、ある程度は判断が出来ますね。ある程度の判断をした上で、日本基準やIFRSの書籍が会社にあるので、それを見て対応する、という流れが基本です。

書籍で確認をして、わからないところは、部内の同僚に相談して対応しています。結局は私一人でやっているわけではないですし、私よりもキャリアの長い人も、多くいますので、協力をしながら正しい処理をするというところを重視しながら仕事にあたっています。複雑だったり、特殊な論点ですと、監査法人側と事前に調整をしておかないと、連結決算も終わりに近づき、あとは決算短信等の書類を作るだけというタイミングで「この処理違っているから直して下さい」なんてこともあります。こういった事を起こさないためにも、コミュニケーションは大事ですね。

本当に会計知識は大事なんですけども、それ以上にコミュニケーションが大事だっていうのは常々感じています。会計知識をベースにこういう考え方があるんだけど、「皆、良いよね」という、その「皆、良いよね」というコンセンサスを、国内外の監査法人、経理担当者を巻き込みつつ、得るのは骨が折れる部分でもあるんですよ。

ジェネラリスト志向で将来的には海外子会社の経営層になりたいなと思っています。業務や自主学習を通じて財務経理の周辺知識の理解を深め、社内で異動もしつつ、駐在を早めにさせてもらえれば良いなと希望しています。

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