ビジネスにならないと認められない。。。。USCPAの強みとは?



PR

第73回 USCPA CMレポート

実施日: 2012年10月7日(日)
【Guest】 あだ名 MAXさん

自己紹介

大学は工学部の機械工学専攻。大学卒業後は、メーカーへ入社。
開発設計を5年ほど行ない、新製品の設計や開発を行なっていた。
モノを作るとかモノを開発・設計するというのは楽しい仕事だけど、それが会社の中だとビジネスにならないとなかなか認めてもらえなくて、そこに対して自分は何が出来るのだろうと思い、そこでMBA留学に行った。
帰国後、今の電機メーカーに入社。

それまでのエンジニアから企画・管理系へ仕事が変わり、97年から2001年まではコントローラーとして、パリにて駐在を経験。戻ってきて、研究開発系の企画や、新規事業の立ち上げなどを行なう。

USCPAを目指すきっかけは、MBAを持っていたので、英語は得意だったが、それを活かした形で何か海外で繋がって行きたいという事と管理系で何か資格として自分をアピールできるものが欲しいと思ったこと。海外に行って、やはり経理の事をきちんと理解していないとダメだということが、だんだんわかってきていた。ビジネススクールで会計学は学んで、知識としてはある程度持っていたが、2007年8月に勉強を始めてみるとかつてビジネススクールで学んだ会計とかなり違っていて、時代とともに変遷しているものだということを実感した。

2008年11月に全科目合格。
その後も転職はせずに同じ会社に勤務しているが、受験の最中に合弁会社を作ることになり、USCPAで学んだ会社設立の準備や手続き等の知識が活かせる環境にあった。

Q&A

  • ゲスト
  • 参加者
  • 司会

USCPAを活かせる環境にいらっしゃるということですが、もう少し詳しくお聞かせ下さい。

大企業の場合だと会社の業務のごく一部を深く担うことで、業務の専門性は必要とされ、身に付くけれども、全体がわからないとか、隣の仕事を知らないと自分の仕事が回らないということがありますよね。

逆に合弁会社の設立準備から関わっていく中で、途中から管理部長をやることになり、設立間もない頃から内部統制、決裁権などをどうするかなど、会社が本来、備わっていなければならない色々な手続きを自分で決めていかなければならないわけです。

こういうことはなかなか大企業にいると自分でやることはなくて、いきなりこういうことを任されるというか、やらざる得なくなったんです。USCPAの勉強ではFAREやA&Aのように専門的な科目と同時にBECやREGのように業務の幅を広げるのに役立つ科目もあります。そうしたCPAの勉強をしていて、覚えて行ったり、理解したりした事がそのまま活かせていて、良いタイミングでこの勉強をしていたんだなと実感しました。新しい会社を作るだとか、小さいながらも企業としての体裁を作るというのがどういうことなのか、全体像はある意味、この勉強で学んでいくことだろうと思います。

取締役会や株主総会を開くということも大企業にいるとなかなか経験することはないので、USCPAの知識がなければ、いきなりやれと言われても出来なかったのではないかと思いますね。

会社としての実践的な意味での知識というのはMBAとは違った意味で、色々な知識で必要な局面があるので。今はコンプライアンス系の仕事をやっていて、そうすると監査的な考え方が必要で、活かせている面もありますね。

対外的にはどうでしょうか?

SOX法関連の内部監査もやっていて、名刺を渡すとUSCPAであることで監査法人の方から一目置かれていることがあります。

合弁会社のほうだと締めをやったり、税務申告をする時に税理士と話をしたりするのですが、丸投げするのではなくて、突っ込んだ意見交換ができ、パイプをきちんと作れていると実感します。

海外に駐在されていた時には、どのような事をされていたのでしょうか?

ヨーロッパ全体のビジネスの管理でした。
ふたつの大きな変換点があって、ひとつは新しい通貨の導入と言うことで、全ての商品の価格をユーロベースに替えたりだとか、もうひとつは新しい会計システムの導入というのがあったんですね。特に後者の方が経理に絡む話で、もう少し経理の勉強をやったほうがいいんだろうなと思いながら、プロジェクトを進めていました。

大学の専攻は工学部だったとのことですが、USCPAの勉強をしていく中で違和感や抵抗はなかったですか?

たしかに考え方が違うので、理系だと理論を積み上げて行って、結論に至るようなところを重視して、その途中に推測を入れられない部分がありますよね。そうした中でMBAの時にマーケティングをやると仮説の世界だとかあるんですよね。そこに対して抵抗があったりしましたね。会計という意味では理科系に近いところがあるかなと思っていて、ベースになっているところはビジネスの仕組みであったり流れだったりするわけなので、そことうまく結び付けられるかどうかというところで会計の理解だとか深みが出てくるように思いますね。

USCPAの学習において、日米で共通する理論もあれば、その逆のものもあると思うのですが、そのギャップを実際の実務の中ではどのように埋められましたか?

会計基準のところで違いはもちろん多少あるのですが、USCPAの勉強の中で幹になっている部分というのは変わっていないんですよね。税法にしても、税率はもちろん、違うのですが、その構造のようなものは大きく変わらないわけです。

米国の税法に関して、それに関わる業務を生業としていこうということであれば、別だと思うのですが、USCPAの学習においてはこうしたビジネスの基本的なことを広く要領よく学べますよね。こういうことでもないと日本の税会計について考えることもないですし、所得税だとか法人税にしても基本的な事、考え方は変わらないので、日本との違いがあれば、その違いだけを調べていけば良いだけなので、それほどギャップを感じた事はないですね。

会社の設立とかも、ここで学んだことはUSではありますが、日本にしても他国にしてもその国の会社法で会社設立に関する届出とか決まっていますけども、基本的なことは変わらないので、違和感なく、問題なく対応が出来ました。

今後に関してもIFRSの差異とかも当然出てくると思いますが、ベースを理解しているので、そこの差異だけを勉強すれば、フォローしていけば良いわけですね。

今、勉強を始めて、5か月くらいなのですが、今やっている勉強は、資格を取るための勉強になっていて、実際の実務にどう使えるのか心配なところはあるのですが如何でしょうか?

確かにここで学ぶことは資格の対策である為であることは第一にありますよね。
それをそのまま活かせるかというとそうでない事もありますけれども、足りない部分は補えば良いわけです。足りない部分のスペシャリストがいるので、税理士さんに相談したりとか、日本基準のことであれば、JCPAに聞くとか、あとは自分で調べたりしていました。何事もそうだと思いますが、やはり勉強したことに対して、実践するうえでのプラスアルファは必要だと思います。例えば、会社の設立の手順は習っても、法務局に行って、登記を届けるということまでは教科書には書いていないわけですね。そうした時にどのような書類が必要で、いつまでにどこに出すかっていう事は自分で調べればわかるわけですし、税理士さんに頼めばやってくれるんですよね。なので、そうしたところは補う事も出てくると思います。でも、こういう事ってほかの仕事でもそうですよね。合弁会社の時、いろいろと会計処理に困ることがあったんですね。月々の締めをするときにいろいろと取引があるので、これはどう経理処理するの?って問題に直面する事は日常あるわけですよね。

そうしたときにその都度、税理士さん等にお願いするのもひとつの手なのでしょうけども、そうではなくて、なるべく早く仕事を処理したいので、こちら側で判断できるところはして、税理士さんに相談するのはごく一部だけにするという形で、日常のところで、会社の経営の一端を担いながら、自分で判断できるところを増やしていけば、会社の業務ってどんどんスムーズに回っていくようになると思います。

大きな会社にいると色々な業務の本当に一部しか出来ませんけれども、そうやって子会社に出ていくことで色々な業務が出来るわけですね。

そうですね。あとは日本企業にいて、海外に駐在をしていくと色々な指示・連絡が日本人に来るので、結局、やることが増えるということがありますよね。
たいがい現地の人は定時で帰って、我々は日本から連絡が来るのを遅くまで残って待っているって感じでした。(笑)

ヨーロッパに駐在されていた時、日本の法令と欧州の法令が違うと思うのですが、そういった差異はどのように対応をされましたか?

そういったことは現地の方に対応をお願いしましたね。
私がいたところはフランスだったんですが、現地法人で、そこの中に法務機能があったので、何かあればそこに相談していました。ただ多分もっと小規模だったりすると、それはおそらく現地の専門家を使って何かやらなければならなかっただろうと思います。

90年代に海外駐在していた頃にUSCPAの知識があれば、もっと業務が変わっていたのにな、と言う事はありますか?

それは結構ありますね。さっきちょっとお話しましたが、経理とか会計に関して通り一遍しか知らなかったので、その辺りの会計とか経理に関しての知識が当時フランスに行った時にはまだ浅かったなと、もうちょっと早くやっていればよかったなと今でも思います。

それと業務の上ではシステムの考え方というのは知っておくべきことが多いですよね。もちろんCPAの中で一部出てきますけども、実際にはそれ以上のもっと実践的にはいろんなシステムを対応しなくてはいけなくなるので、かなり業務の中では必要な知識ですよね。

会計システムに限らず、会社の業務ってシステムなしには出来ないわけで、どこの分野に行ってもシステムって付き纏いますよね。

やはりUSCPAというのは海外で通用する資格なので、実際日本で業務するとなると最終的にはJ-GAAPであったり、日本の公認会計士の資格を目指した方が、業務が広がると思うのですけど、そういうのはどうお考えですか?

おそらくそれは、今後、どういった事を自分がやりたいのか、国内専門か、海外も見据えるのかという所を考えながらの方がいいのかなと思います。JCPAの方がUSCPAよりも取得するのは難しいと思いますしね。

だからある程度、そこは自分の将来像というのをキッチリ見据えてやる事になると思うんです。

日本の公認会計士を目指すのだったら、自分がある程度、何をやりたいかというところを意識してやった方がいいと思います。

日本受験が可能になって、今後、より多くの合格者が出ると思うのですが、その中で自分をアピールというか、価値の高い人間にしていくにはどのような勉強が必要だったりとか、心がけが必要だと思われますか?

 確かに日本でUSCPAが受験できるようになったということで、数は増えていって、私なんて既に合格した人間にとって価値が薄くなっちゃうんじゃないかと心配になってたりするんですけども。(笑)

結局、USCPAって日本の公認会計士とは違って、多分それを持って何ができるかそこが問われると思うんですよね。USCPAという資格そのものも、それに価値はあるんだけども、恐らくそこで、実際に何が出来るかって言うことを今後はますます問われるでしょうね。

今、うちの会社だと、TOEICで何百点以上とか、かなり厳しく英語力が問われてて、入社してくる人はみんな英語力が備わっているんですよね。そうなってくると自ずと英語プラスアルファがないとなかなか大変になってきていて、だからUSCPA+英語のどちらか一つだけだとなかなか厳しいですよね。

USCPAの強みって英語だと思うんですね。絶対的に。

先週来たゲストの方もそうでしたし、来てくださるゲストの方が皆さん、おっしゃる事ですけど、やっぱり海外に出て行くのであればUSCPAはひとつの強みになるし、日本国内に居てもこれだけグローバルな企業が増えてきているので、英語出来る人間ってすごい重宝されるみたいなんです。

そして、英語ができる会計士が圧倒的に不足しているって言うんです。だから、まだまだUSCPAが入って行ける余地ってあって、ホントに実際に仕事をやっている現場では欲しているみたいですね。

でも、どうしても今こういった市況なので、すぐに採用をかけるのは難しいようなのですが、それは間違いないみたいです。こないだのゲストの方は凄く、強調して言っていました。

勉強されている時は、国内で日本で仕事しながら勉強されていらっしゃったのですよね。結構通学されてたのですか?

 通学とDVDを両方併用していました。
通学で2科目通っていたのとDVDで少し先行させていて、出願要件を満たすための単位取得の勉強も進めていきました。
ただ基本的に平日は仕事があって勉強出来ないので土日だけで稼いでいましたね。出願州はイリノイ州で、出願するために持ってなきゃいけない単位が結構多かったんです。

あの当時でイリノイ州だとCertificateを取得されたんですか?

はい、取得しました。名刺に書けるというので、イリノイにしたんです。
でも、今はイリノイ州のCertificateにはSSNが必要になっているんですよね。
私は昔、SSNを取得したので持っていますけれども今はSSNも取りづらくなっているようですね。

USCPAなどの知識をベースとして、財務戦略なども立てられたりしたのでしょうか?

 そうですね。先程も話しましたが、ここで習った事というのはあくまで入口なので実際にそれで財務を回して行くと、またもう少しやっぱり会社の中で別の人から聞いたりとか自分で調べたりとか、それは勿論、必要になりますよね。

あくまで基礎力なので、これで財務戦略を立てるとかいうような話になったり、あるいは経営戦略としてどう考えていくかとかそれはやっぱりもう少し自分としてもプラスアルファがいると思います。例えばいろんなレポーティングをして、それを使って、今度はいろんな形で会社としての意思決定とかをして、最終的に戦略という形になり、実際にいろいろと実行していく訳ですよね。今度はそういった形で、上の立場になったらどういうことを考えるだろうかと逆に自分で意識してそのいろんな財務報告を上げたり、管理データを作ったりという事をしていくんです。

だから、ここでやった事をベースにしてそれぞれ日々の業務をやっていきながら、どういう形で今度は会社の中で活かすのか、だとか、どういう形でそれは次の攻めの経営だったり、また時には守りだったりする訳だけども、そういう経営戦略であったり、その会社の次の作戦を練るという所に繋げて行くかって所を意識して、そういう報告を打ったりする事なんでしょうね。

やっぱりどこの業務でもプラスアルファの勉強というのは日々ありますよねえ。

海外に出たりとかそういった本体ではない所に出ていくことによって得られる経験て凄い大きいと思うのですが、メーカーさんですと何年に一回出すとかそういうのって決まっているものなのでしょうか?

 ある程度はありますよね。
やっぱり海外経験積むっていうのは、やっぱりその人にとっての業務の幅とか、経験というのが広がるものなので、やっぱりそれを希望するんだったら、多分USCPAを持っているというのは、武器としては強いんじゃないですかね。で、そういう時に、今、メーカーだったら欧米というよりかはアジアなんですよね。アジアで、もしそういった会計的な所を踏まえた形での駐在だったら、日本の会計士よりかはやっぱりUSCPAになりますよね。

これからの5年、10年だったり、将来の事を考えるとUSCPA取得者にとって求められる資質っていうのはどのようなものが求められるとお考えですか?

 USCPAにしても英語にしても、MBAにしてもやっぱり一つの資格だけでなくて、もう少し色んな幅広さというか、多彩な部分が必要になってくるんだと思います。USCPA+システムであったり、USCPAの場合は英語はあるのだけどもそれを使って、システムも出来ますとか、あるいは、技術系も強いですとか、多分そういったもう少しマルチなものがあった方がよいとは思いますね。

日本企業って全体的に言うと、ここ数年極端に競争力が落ちてきてしまっているので、そういった中でどうやって今後活躍したらいいか、やっぱりそれは日本に留まるだけではなかなか厳しい時代にこれからなっていくと思います。
そういう時代を見据えた形でどういったものを身につけておくべきで、それは何なのかという所を考えてみようと、今までとは価値観であったり、企業の基準であったり、少しずつ変えて行かなければいけないし、少し広げていかなければいけない時代になってくるんだと思います。

日に日に実感しますけどもね。私なんかはメーカーにいるからかもしれないけど、日本企業のだんだん存在感なくなってきているんですよね。一方で日本の中でも伸びてく分野っていうのはあることは事実で、色々とベンチャー系とか、一部のセグメントはそういったところがあるんで、そこにどうやって食い込んだらいいのか、そういったところでどういう形で伸ばしたらいいのか、まだまだそういう余地はあるだろうと。

ただ今までとは働き方なり、価値観が変わってきていることは間違いないと思います。


 

以上です。
その他、海外駐在中の話や現職での話等、色々と伺うことが出来ました。
海外勤務前にUSCPAを勉強していれば、、、とのMAXさんの話は私が聞いていて「実感がこもっているなぁ」と感じました。
USCPAのなどの資格学習は、海外に行く前か、行ってからか、というのは難しい問題ではありますが、何事も事前に準備をしておくというのは大事なことですね。
ゲストのMAXさん、有難うございました!

PR

USCPAの転職ならアビタス

他の人にも教えてあげる。



PR


PR


USCPAの事がよく分かる資料を無料でお届けします。


USCPAの資料を取寄せる



SNSでもご購読できます。