40歳からCPAにチャレンジ。何かを始めるのに年齢なんて関係ない。



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第54回 USCPA CMレポート

【Guest】Kicoさん(女性) USCPA、JCPA

まずはゲストの自己紹介から。

大学卒業後、親の薦め(&縁故)で総合商社に一般職OLとして入社。一般職なので事務的なサポートうるような仕事で、特に何かのスキルを身につけるようなこともなくのんのんと過ごしていた。

当時一般職の女子社員は30歳までには社内結婚して辞めるケースが多く、30歳以上になっても残る人は稀だった。自分の場合は結婚退職しなかったので、30歳になる段階で自分から会社を辞めた。

何のスキルもなく、やれることもなく途方にくれていた時に、友人の一人が起業に参画することになり、自分もそれに誘われた。他にやることもなかったし、面白そうだと思ったので起業に参加することになった・・・。

発起人が集まって株式会社を設立したものの、最初は何をやるかも決まっていなく、やれるビジネスを探すところからのスタートだった。ある事業を見つけ取り組んだが、3年くらいしか続かず、また新たなビジネスを模索するような感じだった。自分は経理や給与計算などのバックオフィス業務を担当して、一から簿記や税務などを学んで業務を進めていた。

飲食業を軸にするようになり、徐々に会社の規模が伸びてきた段階で証券会社からIPOの誘いを受けた。結果的にはIPOできなかったが、この時に監査を受けたり、公認会計士のコンサルの人と関わったりするようになり、公認会計士という資格への憧れを持つようになった。

ベンチャーの起業を始めてから10年経った段階で、今度はサポート的な役割じゃなくて、自分自身で起業してみたいと思い会社を辞めることにした。そして、まずは起業の前に“憧れていた”公認会計士の資格を取ろうと思い受験生活に入った。

初年度は1日10時間くらい勉強したが試験に落ちてしまった。次の年は1日13時間くらい勉強して、合格することができた

合格後、自分で独立できるような仕事をしたかったので、大手監査法人ではなくて個人経営の会計事務所に入所した。外資系企業の会計業務をアウトソースで請けるような仕事で面白かったが、事務所の上司から「会計士なら一度は大手監査法人で監査を経験した方がいい!」という強い薦めを受け、2年だけというつもりで大手監査法人に入所した。

当時はM&AやIPOなど、こぶりで手間のかかる仕事がたくさん発生していた時代で、人がとても足りない時期だったこともあり、当時43歳だったにも関わらず入所することができた。でもポジションは新卒の一年生と全く同じ扱い。監査は未経験なので一からのスタートとなった。

当初は2年くらいの修行のつもりで入った監査法人だったが、監査の仕事はやってみるととても面白く、気がついたら3年経っていた。たまたまUSCPAや他の国の会計士がたくさんいる部署だったこともあり、この頃からUSCPAや国際業務への憧れの気持ちが芽生え始めた。

USCPAに挑戦することを決意し受験勉強を開始。仕事をしながらだったのでなかなかズムーズに勉強が進まなかったが、3年くらいかけて全科目合格することができた。

業務的にも、USCPA2科目合格の段階で監査業務からIFRSの専門部隊に異動することができ、念願の国際業務につくことができた。

以下、Q&Aです。

  • ゲスト
  • 参加者
  • 司会

最初の総合商社ですが、30歳になったら女子の一般職の人は辞めないといけなかったんですか?

いえ、いけないわけではないんですけど、そういう空気というか風習があったんです。入社する時から、30代になっても働くことはないというつもりで入社しているし、当時はそれが当たり前でした。

起業してから会計や給与計算などを初めてやったということですが、どうやって知識をつけていったんですか?

独学で本を読んで勉強をして、それを実践して学んで行きました。税務申告は大変だったんですが、一週間時間をもらってみっちり勉強して、なんとか自分で申告までやりきっていました。

最終的にはIPOを勧められるくらいのところまで行ったとのことですが、当時の市況はどんな感じだったのですか?

当時はIPOブームでした。ブックオフが上場して『古本屋が上場!』とか、地方の豆腐屋さんまで上場したりして話題を集めている時期でした。

上場を目指すようになって、何か変化はありましたか?

はい。会社が上場熱に完全に浮かれてしまっていました。私は経理だったので経営状態がとても厳しいことを肌で感じていましたが、私以外の経営者には危機感がなく、その間で思い悩む時期が続きました。

公認会計士に憧れをもったキッカケを教えてください。

経営的に厳しくて困っていた時に、経営コンサルタントという職業の人達と知り合う機会があったんです。その人達が皆公認会計士の資格を持っていて『経営のことなら何でもわかるよ!』というような雰囲気を醸しだしていたので、凄い人達なんだという気持ちを持つようになりました。

公認会計士試験に挑戦する段階で、年齢は気になりましたか?

はい。既に40歳になっていたので考えました。周りは20代前半の子達ばかりなので、違和感もありました。でも、今挑戦しないと後々後悔すると思ったので、思い切って挑戦することにしました。

1日13時間勉強したとのことですが、そのモティベーションはどこから来ていたと思いますか?

若い子達と違って、私には時間がないというのが強いモティベーションになったと思います。もう40代だから何年も受験に費やしてなんていられないので、勝負する期間を2年間と決めていました。合格できてもダメでも悔いが残らないように、完全に勉強に没頭できました。

大手監査法人に入った時に、新卒と同じ扱いでの入社となった事に違和感はありませんでしたか?

私は周りが20代前半の若者でも一緒に一から頑張るつもりだったので、不満はありませんでした。給与も半分くらいになってしまいましたが、修行なので納得していました。逆に20代前半の若い男の子達と同期になって仕事できるなんて、なんか面白い!と思いました。

同期のみなさんの反応はどうでしたか?

そうなんです。自分は良くても周りはどう思うかな というのがとても心配でした。年上過ぎて疎まれたりしないかという不安がありました。でも入ってみたらみんな良い人達で、すぐに打ち溶けて共に競い合ったり言い合ったりできるような仲になりました。

JCPAを持っているのに、USCPAも取ろうと思ったキッカケは何ですか?

クライアントの担当の方がUSCPAの方で、とても素晴らしくカッコイイ女性の方だったんです。彼女はアメリカのBig4で監査をしていた経験がある方で「国際業務ができるようになると、幅が拡がりますよ」と勧められたことがキッカケでした。
また、職場にいる日本以外のCPAの人達のカルチャーというか、国際色豊な雰囲気に憧れていたのもあって、ぜひ取得したいと思うようになりました。

USCPAの勉強は大変でしたか?

はい。監査を始めて3年目で、仕事の責任が重くなってきたタイミングだったので、なかなか勉強する時間が取れず苦労しました。時間が取れないので1回の試験で1科目しか受けることができなかったので、効率も悪かったです。合計で7回受験しに行きました。

監査から、今のIFRS専門部隊に移ろうと思ったキッカケは何ですか?

新しもの好きで、変化が好きな方なので、IFRSの専門部隊が立ち上がった時にはすぐに興味を惹かれました。それに、今後IFRSに統一されていくとすると、早い段階から関わっておくといいんじゃないか?という思いもありました。

昔は起業志望だったとの事ですが、今後起業したいという夢はありますか?

起業志望も無くなってはいません。でも今はとてもいい仕事をさせてもらっているし、自分の力を伸ばせる環境にいるので、今の仕事をもっと頑張りたいと思っています。

以上です。

その他、ベンチャー時代の深く濃いい話や、監査法人内の色々な部門の特徴や仕事内容など、色々とお話頂きました。ゲストのKicoさん、ありがとうございました!

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